イングランド銀行を中央銀行化させたライオネル・ロスチャイルド

イングランド銀行を中央銀行化させたライオネル・ロスチャイルド

1844年、英国議会で法案が成立した「ピール銀行条例」。
発案から法案成立まで裏で暗躍したのがライオネル・ロスチャイルドでした。

ライオネルは側近だったベンジャミン・ディズレーリを介して、当時の首相ロバート・ピールに提案していました。
ロバート・ピールは英国初の保守党政権の首相で、ユダヤ人開放法案の成立に積極的に動いた人物です。

ロスチャイルド家はドイツ・フランクフルトのユダヤのゲットー出身であり迫害されてきた歴史もあり、同じユダヤ人を解放させようと考えていたのだろうと私は考えています。

「ピール銀行条例」によって、イングランド銀行以外の地方銀行はこれまで通りそれぞれの独自紙幣を発行することが出来なくなり、イングランド銀行が発行する銀行券のみ流通するように画策されたわけです。
つまり、現在世界基準となっている中央銀行システムはここから始まったわけです。

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