成立と王政の終焉(紀元前753年-紀元前509年)
ローマの伝説的な建国者であるロムルスとレムスによってローマが建設されました。紀元前509年、最後の王であるタルクィニウス・スペルブスが追放され、共和政の始まりとなりました。
共和政ローマの拡大と征服(紀元前509年-紀元前264年)
ローマはイタリア半島中部の都市国家を征服し、ローマ領土を拡大しました。ポエニ戦争(紀元前264年-紀元前146年)が勃発し、ローマとカルタゴの対立が始まりました。
内乱とグラックス兄弟(紀元前133年-紀元前31年)
グラックス兄弟(ティベリウス・グラックスとガイウス・グラックス)は平民派として社会改革を提案しましたが、両者とも暗殺されました。スパルタクスの奴隷反乱(紀元前73年-紀元前71年)が起こり、奴隷軍がローマに対抗しました。
第一回三頭政治と内乱の時代(紀元前60年-紀元前27年)
ポンペイウス、カエサル、クラッススの三人が共和政ローマを支配する三頭政治を形成しました。カエサルがローマ帝国初代皇帝となるアウグストゥスによって暗殺され、内乱が勃発しました。
共和政ローマの終焉(紀元前27年)
- アウグストゥスが最初のローマ皇帝となり、帝政の時代が始まりました。共和政ローマは終焉し、ローマ帝国が成立しました。
共和政ローマ(前期)509 – 264 BC
プブリウス・ウァレリウス (前560年頃 – 前503年頃) 【全名】プブリウス・ウァレリウス・プブリコラ 【在任】執政官(前509年、508年、507年、504年) 【業績】初代執政官、初代凱旋司令官 【人物像】ローマ屈指の名門一族のウァレリウス家出身 |
ホラティウス・コクレス (不明 – 前490年頃) 【全名】ホラティウス・コクレス 【在任】衛兵指令(前506年) 【業績】エトルリア軍との戦いで橋を守った 【人物像】ラテン系貴族のホラティウス家は名門中の名門の家柄 |
コリオラヌス (前527年頃 – 前488年頃) 【全名】グナエウス・マルキウス・コリオラヌス 【在任】ウォルスキー軍の指揮官 【業績】オークの冠を獲得、コリオラヌスの呼称を獲得 【人物像】マルキウス一族出身 |
カピトリヌス (前505年頃 – 前430年頃) 【全名】ティトウス・クインティウス・カピトリヌス・バルバトゥス 【在任】執政官(前471年、468年、465年、446年、443年、439年)、属州総督(前464年) 【業績】凱旋司令官 【人物像】クインティウス家で最初に大きな功績を上げた人物 |
キンキナートゥス (前529年頃 – 前438年頃) 【全名】ルキウス・クインティウス・キンキナートゥス 【在任】執政官(前460年)、独裁官(前458年、439年) 【業績】凱旋司令官 【人物像】クインティウス一族 |
アッピウス・クラウディウス・デケンウィリ |
マルクス・フリウス・カミルス |
ウァレリウス・マクシムス・コルヴス |
アッピウス・クラウディウス・カエクス |
ルキウス・コルネリウス・スキピオ・スカプラ |
共和政ローマ(中期)
マルクス・アティリウス・レグルス |
グナエウス・コルネリウス・スキピオ・アシーナ |
プブリウス・アッピウス・クラウディウス・プルクルス |
ガイウス・ルタティウス・カトゥルス |
ガイウス・フラミニウス |
プブリウス・コルネリウス・スキピオ |
クイントゥス・ファビウス・マクシムス・ウェルコスス |
クラウディウス・マルケルス |
プブリウス・コルネリウス・スキピオ・アフリカヌス |
ティトゥス・クインティウス・フラミニウス |
マルクス・ポルキウス・カトー |
アエミリウス・パウルス |
セルウィウス・スルピキウス・ガルバ |
スキピオ・アエミリアヌス |
ティベリウス・センプローニウス・グラックス |
グナエウス・セルウィリウス・カエピオ |
ティベリウス・グラックス |
ガイウス・グラックス |
マルクス・アエミリウス・スカウロス |
クイントゥス・カエキリウス・メテルス・ヌミディクス |
共和政ローマ(後期)
ルキウス・アプレイウス・サトゥルニヌス |
ガイウス・マリウス |
リウィウス・ドゥルースス |
ルキウス・コルネリウス・スッラ・フェリクス |
メテルス・ピウス |
クイントゥス・セルトリウス |
マルクス・リキニウス・クラッスス |
グナエウス・ポンペイウス |
リキニウス・ルクルス |
小カトー |
プブリウス・クロディウス・プルクルス |
ユリウス・カエサル |
マルクス・ユニウス・ブルートゥス |
マルクス・トゥリウス・キケロ |
マルクス・アントニウス |
マルクス・アエミリウス・レピドゥス |
セクストゥス・ポンペイウス |
オクタウィアヌス(アウグストゥス帝) |